チャートから選ぶマイクロスコープ
お客様に最適なマイクロスコープを選びます。ご希望に合うボタンを押して進んでください。
何に映すマイクロスコープが必要ですか?
マイクロスコープの選び方
<STEP1> まずはカメラのタイプを選びます。
USBタイプ | ハイビジョンタイプ | |
---|---|---|
メリット | パソコンを仕様するためデータの保存が容易 ソフトウェアを使って計測・焦点合成・二値化などの画像処理が可能 |
なめらかな動きとフルハイビジョンの高解像度を両立。 HDMI端子のついたフルハイビジョンのパソコンモニタ、産業用モニタに直結できる。 パソコン本体不要、モニターに直結のまま計測機能やライン発生機能、描画機能が付属している機種もあり、検査に最適。 |
デメリット | USBの通信速度に依存するため、解像度に比例して表示速度が遅くなる。 | HDMI端子がついたフルハイビジョン対応のモニタでないと仕様できない。 |
このような用途に 最適 |
計測・焦点合成・二値化などの画像処理をする必要がある場合。 また撮影した画像を使いレポートにし提出する場合にも便利。 |
目視検査が主な用途で更に綺麗(高画質)な画像で観察したい場合。 |
<STEP2> 倍率を考えます。
マイクロスコープの倍率は相対倍率です。顕微鏡のように絶対倍率がありません。
モニタのサイズで倍率も変わってしまいます。
松電舎のHPでは17インチモニタご使用時の値を記載しております。合わせて視野範囲も記載しております。
視野範囲はモニタサイズにかかわらず一定となりますので、マイクロスコープ選定時の参考にしてください。
1.倍率を実測で求める方法 |
実際にお使いのモニタで実測できます。
マイクロスコープの倍率は実際の対象物が
モニタ上で何倍に見えるかで決まります。
1mmの対象物がモニタ上で10mmになっていれば
トータル倍率10倍と考えます。
マイクロスコープの倍率は実際の対象物が
モニタ上で何倍に見えるかで決まります。
1mmの対象物がモニタ上で10mmになっていれば
トータル倍率10倍と考えます。

2.倍率を計算で求める方法 |
実測ではなく、計算で求めることもできます。
(1)まず、モニタ倍率を求めます。
モニタ倍率=モニタのインチ数x25.4(1インチ)÷
カメラの素子サイズ(対角)
下記の表はカメラのインチ数ごとに計算したモニタ倍率です。
(17インチモニタの場合)
(17インチモニタの場合)
(2)トータル倍率を求めます。
トータル倍率=モニタ倍率x(レンズ倍率x鏡筒倍率)
(例)1/2インチCCDカメラ(対角8mm)を
右のレンズの設定で組み合わせた時、
17インチモニタ上で倍率は下記のようになります。
モニタ倍率 17×25.4÷8=54
トータル倍率 54×2.5×0.5=67.5
となります。
(注)x1(等倍)の鏡筒を使っている場合は
レンズに記載がないことがあります。

<STEP3> 照明を選びましょう。
リング照明
リング照明は汎用性が高く数多くのマイクロスコープの照明として採用されています。 |
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ではリング照明では上手く観察できない対象物にはどんなものがあるのでしょう? |
|
研磨した金属やメッキした金属、 シリコンウェハーなどの鏡面体 |
→ 同軸照明マイクロスコープが最適 |
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基板のハンダやビニールの表面など 反射率の高い部分と低い部分が混在 する対象物 |
→ハレーション除去 マイクロスコープが最適 |
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松電舎のマイクロスコープ
USBマイクロスコープ一覧
型番 | 特長・倍率 | |
TG500CS | 中倍率 25倍~140倍 | ![]() |
FZ500CS | 高倍率 45倍~270倍 | ![]() |
LRS500CS-MC1 | 低倍率 5倍~50倍 | ![]() |
Z500CS | 同軸照明 65倍~390倍 | ![]() |
NSH130CS-R | 超高倍率 200倍~1450倍 | ![]() |
USH130CS-H1 | 超高倍率高解像度 250倍~2700倍 | ![]() |
USH130CS-L1 | 高倍率高解像度 70倍~800倍 | ![]() |
LRA500CS-E/LRA500CS-S | 長距離 3倍~60倍 | ![]() |
HTG500CS | ハレーション除去 25倍~140倍 | ![]() |
TG130CSB-BRE | 傷強調 20倍~120倍 | ![]() |
199,000円~
(税抜)
●モニターに直結タイプ
●目視に迫る高画質!
●表示遅れなしで検査に最適!
●計測可能タイプ・自動校正タイプもご用意
●目視に迫る高画質!
●表示遅れなしで検査に最適!
●計測可能タイプ・自動校正タイプもご用意
ハイビジョンマイクロスコープ一覧
型番 | 特長・倍率 | |
TG200XM |
静止画・動画保存 プレビュー機能 |
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FZ200XM | 静止画・動画保存 プレビュー機能 55倍~320倍 |
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LRS200XM-MC1 | 静止画・動画保存 プレビュー機能 6倍~80倍 |
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LRA200XM-E / LRA200XM-S | 長距離 3倍~80倍 |
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TG200BA | 低価格 ライン発生機能付 20倍~120倍 |
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CT200HD | 計測機能付 自動校正 20倍~165倍 |
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TG200HD2-MePRO | 計測機能付 描画機能付 30倍~180倍 |
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FZ200HD3-MePRO | 計測機能付 描画機能付 55倍~320倍 |
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AF200HD-STK / AF200HD-STL |
オートフォーカス 3倍~20倍(作動距離100mm時) |
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AF200HD-SLA | オートフォーカス 3倍~20倍(作動距離100mm時) |
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4K-50-BL | 4K 15倍(作動距離150mm時) |
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マイクロスコープとは
マイクロスコープと実体顕微鏡の違い
マイクロスコープと実体顕微鏡にはそれぞれ、メリット、デメリットがあります。
それぞれの特徴を理解して使い分ける必要があります。
本来、実体顕微鏡も英語で表記すれば、マイクロスコープとなります。
業界によっては、顕微鏡をマイクロスコープと呼ぶ場合もありますが、今回は単眼のデジタルマイクロスコープをマイクロスコープとしてご説明します。
それぞれの特徴を理解して使い分ける必要があります。
本来、実体顕微鏡も英語で表記すれば、マイクロスコープとなります。
業界によっては、顕微鏡をマイクロスコープと呼ぶ場合もありますが、今回は単眼のデジタルマイクロスコープをマイクロスコープとしてご説明します。
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