これが正解!体温測定用サーモグラフィーの設置場所【感染症対策】 | 株式会社松電舎【安心の低価格】

これが正解!体温測定用サーモグラフィーの設置場所【感染症対策】

サーモグラフィー・サーマルカメラの設置場所の精度をあげるために

サーモグラフィーの温度測定精度は周囲環境・使用位置・測定位置・設置位置の周囲環境も、温度測定の精度に大きく影響します。
サーモグラフィーの温度測定精度・誤差を±0.5℃以内にするには、以下の設置環境条件で、かつ一定条件に保って、使用してください。
 

 

1. 屋内の入出ゲート近辺、または屋内にベルトパーテーション等で一方向(一方通行)通路を作り、カメラの前面を通過する測定対象人物の顔面全正面(横顔ではない顔全面)を、測定エリア中に入るように設置固定し、測定して下さい。測定中は、約1秒間の静止状態を推奨します。
 

 

2. 環境温度10~35℃で穏やかな一定の空気状態(風の無い一定温度)の室内または屋内環境でご使用下さい。
屋外環境は急激な温度変化があるためご使用は推奨しません。
  ・無風であること。対象人物及びカメラに温風等が直接当たらない場所
  ・蛍光灯などの照明器具、ストーブ、ヒーター、エアコン、パソコン、モニタ、
   プリンター等、人物より高温を発するものが近くにない場所
  ・直射日光の差し込まない場所
 

 

3.室内または屋内であったとしても外部との境界ドア近辺、常時開放状態の入口やゲートの近辺は、屋外からの風が入り、温度が変化しやすい場所になります。
これらの場所は、環境温度の変化により、測定精度が落ちる可能性がありますので、このような場所での使用は推奨しません。
屋内であっても入口から一定の距離を離して設置して下さい
 

 

4. 屋外から入ってくる人物は、測定前に5分間以上屋内に留まってから測定下さい。
これにより、屋外の環境温度が人体体表面温度に与える影響を低減することができます。
 

 

5. 屋外から入ってくる人物は、測定前に5分間以上屋内に留まってから測定下さい。
これにより、屋外の環境温度が人体体表面温度に与える影響を低減することができます。
 

 

6. 測定エリアまたは設置場所近辺に蛍光灯などの照明器具、ストーブ、ヒーター、エアコン、パソコン、モニタ、プリンター等、高温または低温の物体を置かない。
 

 

7. 本製品は、カメラ三脚などでしっかり設置・固定して使用下さい。手ブレ、揺れ、振動によって起こる顔検出および温度測定誤差や測定エラーを少なくできます。手持ち測定では手ブレの発生により温度測定精度が落ちる場合があります。

 

サーモグラフィーの使用環境