産業用レンズ選定

産業用カメラのレンズの選び方

 
産業用カメラはレンズが付属されていないことが殆どです。
その為、使うカメラが決まると次にレンズを選定する必要があります。
ただレンズの選定には少し知識が必要となります。
レンズのスペック表を見てもどのレンズを選べば良いのか分からない事が多いと思います。

レンズの選定でもっとも重要なパラメータは、そのカメラで映し出したいエリアと対象物までの距離となります。
例:30cm角を出来る限り画面いっぱいに映し出したい、カメラは1mは離したい。

上記例の様なご希望があれば、レンズ選定は一気に楽になります。
例の様なご希望を我々レンズ選定のプロにご相談頂ければ最適なレンズをご紹介いたします。

ただ自分でもレンズを選定したいという方は下記方法で選定することも可能です。

①計算をして自分でレンズ選定したい場合

 
固定焦点レンズの場合、エリアをレンズのf値から計算することが出来ます。
ご希望のエリアをセンササイズの縦横比で考えます。
カメラセンサの縦横比が4:3であれば、視野も4:3となります。
上記例30cm角を映し出したいのであれば
40cm(水平方向)×30cm(垂直方向)の視野を確保するようにします。

f値=(対象物までの距離(mm)×カメラの素子サイズ(水平または垂直(mm)))/撮影したいエリア(水平または垂直(mm))

水平、垂直方向のどちらの値を使ってもOKです。(計算で素子サイズの垂直を選んだ場合はエリアも垂直に合わせてください)
垂直方向で計算すると
f値=(1000×4.8)/300 となり
f値は16mmとなります。

計算した結果がf値=20など、レンズラインナップに無いf値の場合は近いレンズを選んでください。
20に近いレンズで16と25があります。
16を選ぶと希望のエリアより視野が広く、25を選ぶと希望のエリアより視野が狭くなります。

より詳しく知りたい方は下記リンクをご参照ください。

カメラのイメージサイズ

 

②計算をせずに自分でレンズ選定したい場合

 
実は弊社HPに条件を入れるだけで勝手に計算してくれる便利な計算機があります。
カメラを選択し、距離を入力するだけで最適なレンズが算出されます。
計算機のURLは下記リンクをご参照ください。

CCTVレンズ計算機

 

①②を活用すればいつでも、今自分が欲しいレンズが選定可能です。

もちろん我々レンズ選定のプロを頼って頂いても良いのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

産業用カメラとWebカメラの違い

Cマウントの産業用カメラとWebカメラの違い

外観検査や観察等に採用される産業用カメラ。
その中からCマウントの産業用カメラ(FAカメラ)、Webカメラの違いについてご紹介いたします。
 

 

人がやっている外観検査やカウントでは以下の問題のどれかが必ず発生しています。

 

 

 

Webカメラで問題になるのは・・・

 
USBカメラと聞くとイメージされやすいのがWEBカメラです。
ネットや量販店でも販売されており、PCに繋いだだけで映像が映し出されます。

非常にお手頃な価格で販売されており、入手も簡単です。

ただWEBカメラは産業や工業の場では採用されないことが殆どです。
一番の原因としてはレンズの交換が出来ない事だと考えられます。

WEBカメラは基本レンズが内蔵されています。

カメラとレンズが付いた状態で一つのケースに収まっています。
レンズ込で価格が5千円~2万円程度なので非常にお手ごろですが、レンズの交換が出来ないという所がデメリットとなります。
カメラに画素数があるようにレンズにも対応画素数があります。
最近カメラは高画素でも比較的安価ですが、レンズはそうではありません。
WEBカメラで500万画素とうたっていても、レンズは恐らく100万画素にも満たないレンズが付いています。
その為、映像が鮮明ではなく、画素数が高い割にぼんやりした映りとなります。

産業用カメラは基本的にカメラ本体とレンズと分かれています。

 

便利な産業用カメラとは・・・

 
産業用USBカメラ
 
産業用カメラにはCマウント、CSマウント、Sマウントと呼ばれるいくつかの規格があります。
このマウントに合うレンズは別途用意をして装着します。
レンズが選別できることで、映し出したいエリアや対象物からカメラの離したい距離等、選択肢が豊富です。
またカメラの画素数に合わせて、レンズの対応画素も選択できるため、鮮明な映像が得られます。

映し出される映像に対して自由度が非常に高いので、産業や工業の場では産業用カメラが選ばれております。

 

 
 

 

 

 

 

ズームレンズとは

倍率、視野範囲が連続可変できるもので焦点距離が変わらないレンズのこと。
ズーム比12倍比(1:12)あたりがマクロズームレンズの物理的な限界です。
また倍率、視野範囲が連続可変できるもので焦点距離が変わるものはズームレンズとは言わず、可変倍率レンズといいます。
言い換えれば焦点距離は変わりますが倍率が可変でき、ズームレンズに比べて低価格であることが可変倍率レンズの特徴です。
 

 

 

 

 

テレセントリックレンズとは

テレセントリックレンズにはこのような特長があります。
1.高精度
2.固定倍率・作動距離(W.D.)も固定
3.中倍率~高倍率
4.組み込み用途に最適
5.周囲歪みが少なく、寸法測定に向いています。
 
<メリット>
 
コンパクトサイズのレンズなので
組み込み機器での使用をご検討の場合も
機器を小さく設計できます!
 
 

型番 テレセントリックレンズ
作動距離65mmタイプ
RTK-2-65
テレセントリックレンズ
作動距離110mmタイプ
RTK-2-110
倍率 2x 2x
作動距離(W.D.) 65mm 110mm
被写界深度 0.33mm 0.64mm
 
同じ倍率のレンズでも
作動距離が長ければ被写界深度を深くできます。
 
 
 

 

 

 

 

最適なマシンビジョンレンズの選び方

撮影したい対象物の大きさから必要なレンズを計算で求めることができます。
この時に必要なのは、カメラの撮像素子のサイズ、対象物までの距離(W.D.)となります。
 

 

簡単に最適な固定焦点レンズが選定できるよう、CCTVレンズ計算機をご用意しました。
 
使用したいカメラと距離、視野範囲から最適なレンズを算出します。
 

 

 

 

マイクロスコープなんでも辞典