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APIとは?SDKとは?

産業用カメラやソフトウェア開発でよく聞く用語をわかりやすく解説

産業用カメラや画像処理ソフトを検討していると、

・「APIを提供しています」

・「SDKが付属しています」

・「C#やPythonで制御できます」

・「独自ソフトへの組み込みが可能です」

といった説明を目にすることがあります。

ITやプログラミングに慣れていない方にとっては、「API」と「SDK」の違いが分かりにくいかもしれません。

しかし、この2つの言葉を理解しておくと、産業用カメラや計測機器を自社システムに組み込む際に、どこまで自由に制御できるのかを判断しやすくなります。

この記事では、APIとSDKの意味、違い、そして産業用カメラでの活用例をわかりやすく解説します。


APIとは?

APIは Application Programming Interface の略です。

簡単にいうと、

ソフトウェアや機器の機能を、外部のプログラムから呼び出すための「窓口」や「命令一覧」

のことです。


身近な例で説明すると

テレビのリモコンを想像してください。

・電源を入れる

・チャンネルを変える

・音量を調整する

これらの操作は、テレビの内部構造を知らなくても利用できます。

APIも同じで、機器の内部処理を知らなくても、

・画像を取得する

・露光時間を変更する

・トリガー撮影を行う

・設定を保存する

といった機能をプログラムから利用できます。


産業用カメラにおけるAPIの例

産業用カメラでは、APIを使って次のような制御が可能です。

・カメラの接続

・ライブ画像表示

・静止画保存

・動画記録

・露光時間設定

・ゲイン設定

・トリガー制御

・デジタルI/O操作

つまり、カメラメーカーが提供するAPIを利用すれば、自社専用の撮影ソフトや検査システムを開発できます。


SDKとは?

SDKは Software Development Kit の略です。

直訳すると「ソフトウェア開発キット」です。

APIを含め、ソフトウェア開発に必要な一式をまとめたもの

と考えると分かりやすいです。


SDKに含まれるもの

一般的なSDKには以下のようなものが含まれます。

・APIライブラリ(DLLなど)

・サンプルプログラム

・ヘッダファイル

・マニュアル

・開発ツール

・デモアプリケーション

つまり、

API = 機能そのもの

SDK = APIを使うための道具一式

という関係です。


APIとSDKの違い

項目 API SDK
内容 機能を呼び出すための仕組み 開発に必要な一式
含まれるもの 関数や命令 API、サンプル、マニュアルなど
役割 操作する 開発を支援する

料理に例えると

・API = レシピの手順

・SDK = レシピ本+調理器具+材料

SDKがあることで、開発者は効率よくプログラムを作成できます。


対応言語の例

SDKはさまざまなプログラミング言語に対応していることがあります。

・C++

・C#

・Python

・Visual Basic

・Delphi

・LabVIEW

近年では、AIや画像解析で利用しやすいPython対応を重視するユーザーも増えています。


産業用カメラでSDKが重要な理由

産業用カメラは、市販の閲覧ソフトだけで使うだけでなく、

・自動検査装置

・生産ライン

・ロボット制御

・計測システム

・データ収集装置

などに組み込まれることが多くあります。

SDKが充実していることで、自社の要件に合わせた専用システムを構築できます。


松電舎の産業用カメラとSDK対応

株式会社松電舎では、USB、GigE Vision、HDMI、UVCなど多様な産業用カメラを取り扱っています。

多くの機種でSDKやAPIが提供されており、

・C#

・Python

・C++

・LabVIEW

・HALCON

などと組み合わせて活用できます。

また、オリジナルソフトウェアの受託開発にも対応しています。


API・SDKがあるとできること

・ワーク検出時のみ自動撮影

・画像を自動保存

・バーコード読取結果と連携

・PLCとの通信

・AI外観検査との統合

・ロボットとの同期制御


まとめ

APIとは、機器の機能をプログラムから利用するための「窓口」です。

SDKとは、そのAPIを使って開発するための「道具一式」です。

この2つが提供されていることで、産業用カメラを単なる撮影機器としてではなく、自社のシステムに組み込める柔軟な部品として活用できます。

「自社ソフトと連携したい」

「Pythonで制御したい」

「PLCと接続したい」

このようなご要望がありましたら、ぜひ 松電舎 にご相談ください。用途に応じた最適なカメラと開発環境をご提案いたします。

 

現在、弊社ではSDKを公開している機種、SDKを公開していない機種とがございます。

公開しているカメラは、CSシリーズ(USBカメラ)EGシリーズ(GigEカメラ)です。

 

 

 

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