2026年07月30日

シリコンウェーハをInGaSカメラを使わずに観察する方法

松電舎の近赤外線カメラ NM230-IR1000は仕様上1000nmとなっていますが。

1100nm程度まである程度の感度が残っています。

 

近赤外線カメラ

このカメラに下記の高輝度赤外照明を組み合わせて確認します。(最大照度で使用)

高輝度赤外照明

レンズはSWIRマクロレンズ×1と×2を使用します。(絞りは開放)

 

カメラの設定は露光時間100000ns(=100ms)に固定します。

 

■×1の赤外用マクロレンズ

赤外観察

 

■×2の赤外用マクロレンズ

赤外観察

 

■×2の可視光対応レンズ(上記との比較の為、確認)

上記と同じカメラ設定では何も見えないため、露光時間は500000ns(=500ms)

に伸ばして観察しますが、それでも輪郭程度しか見えません。

通常レンズでは赤外領域の透過率が落ちているためと考えます。

通常レンズで赤外観察

 

 

■結果

InGaSカメラではない、通常の撮像素子でも赤外に強いものであれば

赤外専用レンズと高輝度赤外照明を使う事で

シリコンウェーハの観察は可能です。

 

上記カメラに×2レンズをつけた場合の視野は下記となります。

5.8mm×3.5mm視野(0.5×0.5mmの方眼)

 

×2で撮影、保存した映像

赤外観察

 

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