フリッカー現象とは
蛍光灯など、周期的な発光を繰り返す照明下で発生します。
直流点灯の照明では発生しません。
フリッカー現象の症状は2通りです。
グローバルシャッター方式カメラでは、映像全体が明暗を周期的に繰り返します。
ローリングシャッター方式カメラでは、映像に横縞状の明暗に現れ、その横縞状が垂直方向に流れて見えたりします。
<フリッカー現象:ローリングシャッター方式カメラでの横縞状の明暗>
フリッカー現象は、カメラの露光時間(Exposure)もしくはシャッタースピードの項目を調整すればある程度抑制できますが、完全になくすことはできません。
なくなったように見えても何十秒やそれ以上の長い周期で明暗が変化しています。
特にハイスピードカメラでの撮影を蛍光灯下で行う場合は、顕著なフリッカー現象が発生します。
ハイスピードカメラの照明には、直流点灯の照明か、カメラシャッターと同期したストロボ照明をご使用ください。
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