2022年11月01日

同軸照明に向かない対象物

同軸照明は「光沢のある」かつ「平面」の対象物を観察する為の照明です。
逆に「拡散反射物」や「凹凸のある」対象物の観察には向きません。

 

1.同軸照明に向かない用途

 

(1) 拡散反射物 (紙、樹脂、塗装された製品 等)

   同軸照明で観察すると色が消え、コントラストの無い映像になります。

 

●名刺

名刺の観察

 

 

(2)光沢はあるが、凹凸のある対象物

   対象物の平面部分のみがひかり、他野部分はコントラストのない映像になります。

 

●針金

針金

 

 

●ネジ

ネジ

 

 

2.同軸照明の使用に向いている用途

同軸照明は光沢があり、平面形状の対象物に向いています。

下記のような事例に向いています。

 

●メッキした金属

メッキした金属

 

●シリコンウエハー

シリコンウェハーの観察

 

●基板の金電極

基板の金電極

 

 

 

 

松電舎テクニカルサポートデスク

 

 

 

お問い合わせはこちらから