ボアスコープで側視(90°)する方法
下記の2つの方法があります。
1.直視タイプのボアスコープに側視管をかぶせる。
2.側視タイプのボアスコープを使う。
■ボアスコープにカメラを接続する場合
カメラを接続する場合、この方法の違いが大きく影響します。(カメラは人間の目よりダイナミックレンジが低い為。)
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<側視タイプのメリット・デメリット> | <直視タイプのメリット・デメリット> |
・同一面で明るいところ、暗いところが 発生します。 ・横穴が有る場合、横穴の壁面、底面は 影になります。 |
・同一面の場合、中心部が明るく周囲が 暗くなります。 ・横穴の壁面、底面にも光が当たります。 ・ミラーのエッジが映り込みます。 ・側視管の着脱で直視/側視の両観察が可能 |
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但し、対象物の反射率や形状によっては側視タイプが見やすくなる場合もあります。 | |
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<側視タイプ> ・観察面が見やすくなっています。 |
<直視タイプ+側視管> ・中心部に照明が写り込んでいます。 |
■カメラのダイナミックレンジを広げる機能(WDR)とボアスコープ
弊社がボアスコープ用のカメラとしておすすめしているのはWDR(HDR)機能のあるカメラです。
側視タイプのボアスコープにWDR機能のあるカメラを接続した場合の映像を掲載します。