2024年02月12日

レンズ・フィルターの清掃方法

レンズや、フィルターの清掃方法について記載します。

レンズやフィルターにはホコリ、ごみ、チリ、汚れ、指紋などが付着します。

 

その際には、清掃するのですが下記手順で行って下さい。

 

~準備するもの~

・市販のレンズ用ブロワー

・市販のレンズクリーニングティッシュー、ペーパーまたはレンズクリーニング綿棒

 (発塵のしない、または少ないモノ)

・市販のレンズクリーニング液又は純度の高いエタノール

 

上記がワンセットになった製品もあります。

 

 

レンズの清掃

 

KING(株式会社浅沼商会)社の製品

カメラクリーニングキット

 

 

【ご注意】

ブロワーの代わりに、缶入りのエアダスターでも代用できますが

その缶入りエアダスターの中には、細かい水滴が飛び出るモノがあります。

レンズやフィルター清掃ではこのタイプは避けてください。

 

 

~手順~

(1)ブロワーでレンズやフィルター表面の粗いゴミを吹き飛ばします。

【ご注意】

ホコリなどが付着したままで拭くと、レンズ表面を傷つけたり、レンズ表面の

コーティングが剥げたりします。十分に吹き飛ばして下さい。

 

レンズ用ブロワー

 

 

 

(2)割りばし等にレンズクリーニングペーパーを巻き付けます。

【ご注意】

ピンセットなどでも代用できますが、ペーパーが破れて、直接金属がレンズに触れ

て、レンズ表面を傷つけたり、レンズ表面のコーティングが剥げたりします。

金属製ピンセットや先端が突がったタイプは避けてください。

 

レンズ清掃

 

 

(3)巻き付けたクリーニングペーパーにクリーニング液を数滴、滴下し、湿らせます。

 

(4)レンズ表面を拭きます。

この時中心から外周に向かって放射状に拭く方法と、中心から外周に向かって渦巻き状に拭く方法があります。汚れの方向性などで使い分けてください。

【ご注意】

このとき軽く拭いて下さい。強く拭くと、レンズ表面のコーティングが剥げることがあります。

 

 

レンズの清掃

 

 

 

(5)水滴残りがあるときは乾拭きします。

【ご注意】

このとき軽く拭いて下さい。強く拭くと、レンズ表面のコーティングが剥げることがあります。

 

 

 

 

 

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