DirectShowとは

USBカメラを探していたりするとDirectShowという言葉が良く出てくるかと思います。

専門知識がないと深く理解することが難しいのですが、難しい部分を抜きにして
簡潔に言うとDirectShowとはWindowsで映像を扱うプログラミングするための共通のプラットフォームです。

Windowsの映像の分野では汎用的に広く使われております。

ドライバーがDirectShow仕様に準拠しているUSBカメラは
DirectShow対応としてプログラムされたアプリケーションであれば使用することが出来ます。

ユーザーにとっては、カメラに付属されているViewerを使用しなくても
市販の汎用ソフトが使えるということがメリットとなります。

注:DirectShow仕様に準拠したカメラドライバーでも多種多様の映像形式が存在しております。
  アプリケーション側で全てに対応していないことが散見されますので、実際に動作可能かは
  お試し版等を使用し、問題ないかどうかご確認頂くのが良いかと思います。

 

 

 

 

 

産業用レンズ選定

産業用カメラのレンズの選び方

 
産業用カメラはレンズが付属されていないことが殆どです。
その為、使うカメラが決まると次にレンズを選定する必要があります。
ただレンズの選定には少し知識が必要となります。
レンズのスペック表を見てもどのレンズを選べば良いのか分からない事が多いと思います。

レンズの選定でもっとも重要なパラメータは、そのカメラで映し出したいエリアと対象物までの距離となります。
例:30cm角を出来る限り画面いっぱいに映し出したい、カメラは1mは離したい。

上記例の様なご希望があれば、レンズ選定は一気に楽になります。
例の様なご希望を我々レンズ選定のプロにご相談頂ければ最適なレンズをご紹介いたします。

ただ自分でもレンズを選定したいという方は下記方法で選定することも可能です。

①計算をして自分でレンズ選定したい場合

 
固定焦点レンズの場合、エリアをレンズのf値から計算することが出来ます。
ご希望のエリアをセンササイズの縦横比で考えます。
カメラセンサの縦横比が4:3であれば、視野も4:3となります。
上記例30cm角を映し出したいのであれば
40cm(水平方向)×30cm(垂直方向)の視野を確保するようにします。

f値=(対象物までの距離(mm)×カメラの素子サイズ(水平または垂直(mm)))/撮影したいエリア(水平または垂直(mm))

水平、垂直方向のどちらの値を使ってもOKです。(計算で素子サイズの垂直を選んだ場合はエリアも垂直に合わせてください)
垂直方向で計算すると
f値=(1000×4.8)/300 となり
f値は16mmとなります。

計算した結果がf値=20など、レンズラインナップに無いf値の場合は近いレンズを選んでください。
20に近いレンズで16と25があります。
16を選ぶと希望のエリアより視野が広く、25を選ぶと希望のエリアより視野が狭くなります。

より詳しく知りたい方は下記リンクをご参照ください。

カメラのイメージサイズ

 

②計算をせずに自分でレンズ選定したい場合

 
実は弊社HPに条件を入れるだけで勝手に計算してくれる便利な計算機があります。
カメラを選択し、距離を入力するだけで最適なレンズが算出されます。
計算機のURLは下記リンクをご参照ください。

CCTVレンズ計算機

 

①②を活用すればいつでも、今自分が欲しいレンズが選定可能です。

もちろん我々レンズ選定のプロを頼って頂いても良いのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

産業用カメラとWebカメラの違い

Cマウントの産業用カメラとWebカメラの違い

外観検査や観察等に採用される産業用カメラ。
その中からCマウントの産業用カメラ(FAカメラ)、Webカメラの違いについてご紹介いたします。
 

 

人がやっている外観検査やカウントでは以下の問題のどれかが必ず発生しています。

 

 

 

Webカメラで問題になるのは・・・

 
USBカメラと聞くとイメージされやすいのがWEBカメラです。
ネットや量販店でも販売されており、PCに繋いだだけで映像が映し出されます。

非常にお手頃な価格で販売されており、入手も簡単です。

ただWEBカメラは産業や工業の場では採用されないことが殆どです。
一番の原因としてはレンズの交換が出来ない事だと考えられます。

WEBカメラは基本レンズが内蔵されています。

カメラとレンズが付いた状態で一つのケースに収まっています。
レンズ込で価格が5千円~2万円程度なので非常にお手ごろですが、レンズの交換が出来ないという所がデメリットとなります。
カメラに画素数があるようにレンズにも対応画素数があります。
最近カメラは高画素でも比較的安価ですが、レンズはそうではありません。
WEBカメラで500万画素とうたっていても、レンズは恐らく100万画素にも満たないレンズが付いています。
その為、映像が鮮明ではなく、画素数が高い割にぼんやりした映りとなります。

産業用カメラは基本的にカメラ本体とレンズと分かれています。

 

便利な産業用カメラとは・・・

 
産業用USBカメラ
 
産業用カメラにはCマウント、CSマウント、Sマウントと呼ばれるいくつかの規格があります。
このマウントに合うレンズは別途用意をして装着します。
レンズが選別できることで、映し出したいエリアや対象物からカメラの離したい距離等、選択肢が豊富です。
またカメラの画素数に合わせて、レンズの対応画素も選択できるため、鮮明な映像が得られます。

映し出される映像に対して自由度が非常に高いので、産業や工業の場では産業用カメラが選ばれております。

 

 
 

 

 

 

 

Sマウントとは

M12×P0.5mmのマウント。
フランジバックの規定はありません。
小型カメラやボードカメラに使われることが多く、小型・低価格のSマント用のレンズが数多く販売されています。
 
松電舎でもSマウントカメラ、Sマウントレンズともに取り揃えております。
 
 

 

 

 

 

CマウントカメラをCSマウントとして使う方法

CマウントとCSマウントはネジ径は全く同じです。
バックフランジ(レンズ端面から撮像素子までの距離)が異なるだけです。
CSマウントの方が5mm短くなります。

カメラによっては、先端に5mm厚のリング(Cマウントリング)をとりつけてCマウントカメラにしている場合があります。

この場合、Cマウントリングを外せばCSマウントとなりCSマウントカメラとしてご使用いただけます。

 
 

 

 

 

マイクロスコープなんでも辞典

 

顕微鏡用カメラの視野と倍率の考え方(Cマウントの場合)

顕微鏡を裸眼で観察すると、視野は丸くなります。 (0.5mm刻みのガラススケールをテストサンプルにしています。)
 
これをカメラで撮影すると4:3等の長方形となり、見た目よりは拡大されて撮影されます。 また、カメラ接続部(リレーレンズ)の倍率、カメラの撮像素子サイズ、等でも視野が変わってしまいます。(組合せで赤色の視野にも青色の視野にもなります。) これをモニタ倍率で表現(計算)することもできます。
 

 

■カメラ接続部がCマウントの場合
顕微鏡側のカメラの接続部がCマウントの場合、Cマウント部にも倍率があります。
 
倍率計算は下記の通りです。
モニタ倍率 = 対物レンズの倍率 × Cマウントの倍率 × (モニタの対角長/カメラ撮像素子の対角長)
 

 

 
1/2.5インチのカメラ(カメラ撮像素子の対角7mm)、
19インチモニタ(対角470mm)、
Cマウント部(等倍)、
対物レンズ10倍
で確認しました。
 
<計算倍率> 
10倍 X 1倍 X (470mm/7mm)= 670倍
 
 
19インチモニタの水平方向の寸法が370mmなので、右の写真が画面一杯に広がったとすると

<実測倍率>
370/0.55mm=672倍 

となります。
計算倍率(モニタ上での倍率)と実測倍率が一致します。

視野を広げる場合は、Cマウントアダプタの倍率を下げる必要があります。

他社様のカタログを確認すると色々な倍率があるようです。

 
 

 

 

 

マイクロスコープなんでも辞典

 

CマウントとCSマウント

 

松電舎のCマウントカメラのページはこちらから

 

Cマウントはねじを利用してカメラとレンズを固定するスクリューマウントです。

内径25.4mm(1インチ)、ネジピッチ0.794mm、フランジバック17.526mmがCマウントの規格です。

カメラの小型に伴い、Cマウント規格のフランジバックだけを5mm短くしたCSマウントというものもあります。
(口径とネジピッチは同じです。)

カメラによっては、CマウントにもCSマウントにも対応できるように5mm厚のリングを装着して、必要に応じて取り外しできるような構造になっているものもあります。