一眼レフカメラでの実体顕微鏡撮影時のコツ | 株式会社松電舎【安心の低価格】

一眼レフカメラでの実体顕微鏡撮影時のコツ

■ピント合わせ

顕微鏡撮影時のピント合わせは顕微鏡接眼レンズでなく、カメラの液晶画面を見ながら行ってください。(ライブビュー機能のないカメラではファインダーとなります。)
 
 
接眼レンズでピントを合わせても、通常ではカメラのピントと一致しません。
(顕微鏡に視度調整やバックフォーカスが有る場合は調性できることもあります。)
 

 

■手振れ防止

手振れをおこすとピンボケしたような写真になります。
手振れを防ぐ為、リモートコントロールを使用するかリモートコントロールが無い場合はセルフタイマーを設定して撮影を行ってください。
低振動モードがあるカメラの場合は低振動モードをON(1秒程度)に設定してください。
 

 

■露出調整

撮影を行う際は露出優先モード(ダイヤルA) が手軽です。画面が暗かったり明るすぎる場合は明暗コントロール(±)を調整してください。
但し、カメラによっては、「レンズ未装着」となってしまう場合があります。
この場合は、マニュアルモードで撮影してください。
(この場合、シャッタースピードで明るさ調整します。)
 
 

 

■ホワイトバランス

顕微鏡の光源の色味により影像が赤っぽくなったり、青ぽっくなる場合などはマニュアル調整をしてください。
顕微鏡の光源を適正にして、検体を外し、画面に何もない状態(生物顕微鏡であれば、検体のないガラス部分、実体顕微鏡であれば、白またはグレー板)にして、その画面を白と認識させます。 ※詳細な操作はカメラの説明書を御確認ください。
 

 

■ISO感度

ISO感度は高すぎると画質が低下します。画面が暗い場合は、顕微鏡の照明を明るくするか、シャッタースピードを遅くする等の方法をとり、感度を低めに設定して撮影を行うときれいな映像が撮影できます。