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2013 年 11 月 のアーカイブ

凹凸のある円柱形の金属製物体の観察方法

2013 年 11 月 21 日 木曜日

ドリルの刃先のように凹凸のある円柱形の金属製物体は、光を照射して観察すると、

輝く部分と影の部分の明るさの差が大きくなるため、観察が非常に難しいことが多いです。

今回は、表面の輝度差が大きい対象物を観察しやすくする方法をご紹介いたします。

対象物の一例として、ドリル(φ1.8mm)の刃先を観察しました。

IMG_1273_s

観察には、弊社のUSBマイクロスコープFZ200PC2を使用いたしました。

 

〔1〕まず、背景や照明を替えることで、ドリルの刃先の見え方がどのように変わるかについてご説明いたします。

(1) (照明)FZ200PC2標準照明  (背景)黒色  (オプション)無し

Measur7

金属表面の明るい部分には白飛びが生じ、暗い部分はほぼ完全な黒色になりました。

 

(2) (照明)FZ200PC2標準照明  (背景)白色  (オプション)無し

Measur2

背景を白色にすると、背景に反射した光が回り込むので、背景が黒色のときよりも見やすくなりました。

ハレーションはかなり抑制できていますが、影の部分の表面状態がわかりません。

 

(3) (照明)FZ200PC2標準照明   (背景)V字型の白紙   (オプション)無し

IMG_1278_s

 

Measur8

白紙をV字型に折り曲げて背景に使用することで、さらに光が回り込んで表面が見やすくなりました。

 

(4)(照明)FZ200PC2標準照明  (背景)白色   (オプション)偏光フィルタをレンズと照明に追加

IMG_1283_s

Measur12

偏光フィルタにより金属表面の反射が抑制されるので、かなり見やすくなりました。

 

(5)(照明)アーチ型照明に変更   (背景)白色  (オプション)無し

アーチ型照明GAR-Nは、対象物の周囲を半円柱形状の壁で覆う特殊な間接照明です。

対象物には間接光が均一に照射されます。

IMG_1287_s

Measur17

対象物には間接光が照射されるので、表面の反射がかなり抑制されて非常に見やすくなりました。

但し、表面の一部は黒色になるため観察ができませんでした。

 

(6)(照明)アーチ型照明に変更   (背景)V字型の白紙   (オプション)無し

Measur18

アーチ型照明とV字型の白紙を使用することで、影の部分も白飛びの部分も なくなり、

非常に綺麗な画像になりました。これで、全体を観察できます。

お勧めの観察方法です。

 

〔2〕弊社のSDカードスロットル付ハイビジョンカメラGR200HDと、

アナログRGBカメラ(任意ライン発生機能付きPCモニタダイレクトカメラGR80XGA3と、

SDカードスロットル付PCモニタダイレクトカメラGR130XGA2)は、ハレーション抑制機能(明るさ平均機能)を

備えています。この機能を使用した場合についてご説明いたします。

 

(1)(照明)FZ200PC2標準照明   (背景)白色  (明るさ平均機能) OFF

img00011_s

背景が白色なので、ハレーションはかなり抑制できていますが、影の部分の表面状態が見えません。

 

(2)(照明)FZ200PC2標準照明   (背景)白色  (明るさ平均機能) ON (機種によってはレベルも調整)

img00012_s

金属表面の反射が抑制されて、かなり観察しやすくなりました。

 

(3)(照明)FZ200PC2標準照明   (背景)V字型の白紙  (明るさ平均機能) ON (機種によってはレベルも調整)

img00014_s

明るさ平均機能をONにし、背景にV字型の白紙を使用することで、背景に反射した光がさらに回り込み、

たいへん見やすくなりました。

こちらもお勧めの観察方法です。

 

以上、金属製で凹凸のある円柱形の物体を観察される場合には、上記お勧めの方法をお試しください。

 

 

外部トリガーで画像を保存する方法

2013 年 11 月 7 日 木曜日

弊社では、「外部トリガー端子の無いカメラでも、外部トリガーを用いて画像を保存したい」というご要望を、

お客様からいただいております。

そのようなお客様には、既成の入力Boxをお使いいただくのはいかがでしょうか。

 

弊社のViewerソフトMeasureには、いくつかショートカットキーが設定されています。

たとえば“Save”は“Ctrl+S” に設定されています。

io

既成の入力Boxを使うと、外部スイッチからの信号(外部トリガー)を“Ctrl+S”などのキー信号に

変換することができます。つまり、キーボードで“Ctrl+S”を押す代わりに、外部スイッチをオンすることで、

ViewerソフトMeasureで表示中の画像を保存できます。

今回は、既成の入力Boxとして、「なんでもスイッチUSB」( テクノツール株式会社製)を使ってみました。

anyswitchusb

設定方法は、以下の通りです。

1.入力Boxの端子に外部スイッチを接続します。

2.この入力BoxをパソコンにUSB接続します。

3.入力Box付属のソフトウェアをパソコンにインストールします。

panel

4.付属のソフトで、1~5の端子に接続した外部スイッチに意味を持たせます。

例えば、入力前記の“Ctrl+S”をスイッチがオンの時の出力に設定しておけば、

外部トリガーを使って任意のタイミングで画像の保存ができます。

以上で設定は終了です。

後は、ViewerソフトMeasureで画像を表示中に、任意のタイミングで外部スイッチを

オンしていただくと、カメラに外部トリガー端子がなくても、簡単に画像の取り込みができます。

割と簡単に設定できますので、お試しいただく価値はあると思います。

2013年11月20日~23日 METALEX 2013に出展いたします。

2013 年 11 月 5 日 火曜日

株式会社松電舎は11月20日~23日 タイのバンコクで行われるMETALEX2013に出展いたします。

今回の展示会では、「日本製・低価格マイクロスコープ」と題しまして、

松電舎がオススメする10万円台のマイクロスコープ・顕微鏡を多数展示いたします。

観察したい対象物がございましたら、是非サンプルをお持ちください。

技術者がその場で機種選定のお手伝いをさせていただきます。

日本人・タイ人技術者がお待ちしております。(日本語・タイ語・英語対応可能)

みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

 

名称 METALEX 2013

日時 2013年11月20日(水)~23日(土) 10時~19時まで

場所 Bangkok International Trade and Exhibition Centre(BITEC)

小間 BC04a(大阪市支援ブース内)

※METALEX2013 日本語サイトがございます。詳しくはこちらをご覧ください。

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