マイクロスコープ、実体顕微鏡、外観検査ソフト、工業用USBカメラ、工業用内視鏡、LED照明など安心の低価格で販売しております

2013 年 8 月 のアーカイブ

鋼球全体の表面状態がわかる写真を撮影するには

2013 年 8 月 22 日 木曜日

弊社では、「鋼球の写真をきれいに撮影したい」、「マイクロスコープや顕微鏡で鋼球の表面の汚れや傷を確認したい」というご要望をお客様からいただいております。

鋼球写真1

                         写真1

写真1に示すような表面が鏡面状の鋼球には、周囲の景色が表面に映ります。鋼球に照明光を照射してカメラで撮影すると、ハレーションのために明るい部分ができたり、相対的に暗い部分ができたりするため、表面の状態が非常にわかりにくくなります。

また、背景の色(鋼球の下に敷く部材の色)によって鋼球の見え方が異なります。


例えば、写真2のように背景が白いときと、写真3のように背景が黒いときでは、鋼球の見え方が異なります。これは、鋼球の下に敷く部材の反射光量が異なるためです。

鋼球写真2-3

                                 写真2                                                        写真3


一方、鋼球に照明光を照射せずにカメラで撮影すると、写真4のように鋼球の表面の状態を確認できません。

鋼球写真4

                         写真4

そこで、弊社でお勧めの方法を2つご紹介いたします。

A.LEDドーム式照明LDM-Wを使用する方法

1.写真5、写真6のように、鋼球を、台から浮かした状態でUSBカメラの下に配置します。

鋼球写真5-6

                              写真5                                                             写真6


2.写真7のように、弊社のLEDドーム式照明を鋼球の上にかぶせます。

鋼球写真7-8

                                 写真7                                                            写真8

3.写真8のように、LEDドーム式照明の上部中央の孔から鋼球を撮影します。

 このようにして撮影したときの結果は以下のとおりです。

白い背景のときには、写真9のように表面の状態がよくわかり、付着物や傷なども判別できます。これは、LEDドーム式照明が、光をドーム内壁で反転させて鋼球表面に均一に照射するためです。

鋼球写真9
                         写真9                                                           

鋼球写真10-11
                          写真10                                                        写真11

なお、黒い背景のときには、光量が足らないため、写真10のように汚れや傷は確認できますが、鋼球の周囲が見えなくなりました。また、LEDドーム式照明を鋼球の上にかぶせずに少し浮かした場合には、写真11のように、白い部分と黒い部分ができるため、表面の状態を確認できなくなりました。

 

B.円錐形の治具を使用する方法

1.まず、コピー用紙などで、円錐形の治具を作ります。円錐治具は、写真12、写真13のように先端が鋭角でも鈍角でも構いません。両方作成してもよいでしょう。治具の先端には孔ができないようにします。

鋼球写真12-13

                     写真12                                                写真13


2.写真14、写真15のように、円錐治具の内側先端に鋼球をセットします。

鋼球写真14-15

                         写真14                                             写真15


3.写真16、写真17のように、補助治具で円錐治具を直立させて、円錐治具の内側にセットした鋼球を撮影します。

鋼球写真16-17

                         写真16                                             写真17

このようにして撮影したときの結果は以下のとおりです。

写真18、写真19のように、鋼球の表面が全体的に白っぽくなるので、表面の状態がよくわかり、付着物や傷なども判別できます。これは、鋼球の表面には円錐の内側が映り込むためです。但し、紙の模様が映りこむため、状態が多少わかりにくい場合があります。

鋼球写真18-19
           写真18(先端鋭角)                                        写真19(先端鈍角)

 以上のような方法で撮影することで、完全ではありませんが鋼球の表面状態を確認できます。一度、お試しいただく価値はあると思います。

 

<おまけ1>

鋼球を撮影するときにはカメラに接続したレンズの先端が映り込むため、鋼球の中央部が黒くなります。そのため、この部分の状態は確認できません。そこで、弊社では、この症状をなくすことができないかどうかの実験を行いました。


具体的には、写真8のように弊社のLEDドーム式照明を鋼球の上にかぶせてから、レンズとLEDドーム式照明の間に同軸照明を配置して写真を撮影してみました。

鋼球写真20-21
                写真20                                         写真21

その結果、写真20、写真21のようになりました。同軸照明を用いることで、LEDドーム式照明の上部中央の孔からも光を照射することになるので、鋼球の中央部が黒くなるのは防止できました。しかし、鋼球の中央部が白くなり、同軸照明の光量を変えても大きな変化はなく、残念ですが、この部分の状態の確認は困難でした。

 <おまけ2>

弊社では、鋼球とは別の物体を撮影したときに、円筒形のスポンジを物体の周囲に配置することで、表面状態がよくわかる写真を撮影できたことがあります。

そこで、鋼球の場合はどのような結果になるかを確認しました。


1.まず、写真22のように、梱包などに使用するスポンジを円筒形に整形します。

鋼球写真22-23
                    写真22                                                        写真23

2.写真23のように、円筒形スポンジの上部をLED照明(弊社のLEDリング照明GR10-N)の内周にはめ込んで、鋼球をカメラで撮影します。

鋼球写真24
                         写真24

結果は写真24のようになりました。鋼球の周囲に円筒形を配置することで、明暗の差が小さくなり、表面のゴミや傷は確認できます。しかし、LEDドーム式照明や円錐形の治具を使用した写真9、写真18、写真19の方が、表面の状態がわかりやすいです。したがって、鋼球の場合には、この方法はあまりおすすめいたしません。

8月の新製品【高倍率USBマイクロスコープ】

2013 年 8 月 22 日 木曜日

201308new

 

高倍率USBマイクロスコープ

高倍率USBマイクロスコープ FZ200PC2

最大倍率380倍までの
高倍率・高解像度のマイクロスコープ。
補助レンズの使用で
更に高倍率に変更可能!

 

高倍率・高解像度レンズ

高倍率・高解像度レンズ

高倍率USBマイクロスコープ
201,000円(税込211,050円)

【特長】
高解像度の高倍率ズームレンズを使用。
高画質200万画素1/3CMOSセンサを搭載。
倍率60倍-380倍までの連続可変。任意の2点間距離測定のできる簡易計測ソフトを標準装備

※パソコンは付属しておりません

WindowsXP、Vista、7、8に対応(32・64bitに対応)

倍率を変更する豊富な補助レンズ類

補助レンズ

補助レンズ

1.5倍補助レンズ  Z-1.5
10,000円(税込10,500円)

2.0倍補助レンズ  Z-2.0
10,000円(税込10,500円)

0.75倍補助レンズ Z-0.75
10,000円(税込10,500円)

【特長】

FZ200PC2専用の補助レンズ。

レンズ先端に取り付けます。

1.5倍補助レンズ
倍率:90倍~570倍
焦点距離:52mm

2.0倍補助レンズ
倍率:120倍~760倍
焦点距離:39mm

0.75倍補助レンズ
倍率:45倍~285倍
焦点距離:113mm

 

詳しくは こちら からご覧ください

鏡筒がCマウントの顕微鏡に一眼レフカメラを接続して写真を撮影するには

2013 年 8 月 20 日 火曜日

 写真1に示す弊社のデジタル一眼レフカメラ用アダプタレンズをご使用いただくことで、一眼レフカメラを顕微鏡のJIS規格鏡筒(写真2、写真3)や接眼部(写真4)に取り付けて対象物の拡大写真を撮影していただくことできます。

写真1-4

    写真1                 写真2                      写真3                    写真4

  弊社では時々、「鏡筒がCマウントの顕微鏡に一眼レフカメラを接続して写真を撮影したい」というご要望をお客様からいただきます。この場合、上記の構成では残念ながら撮影できません。

 このようなお客様には、Cマウント変換アダプタ(写真5参照)をお使いいただくことで、鏡筒がCマウントの顕微鏡に、弊社のデジタル一眼レフカメラ用アダプタレンズを取り付けた一眼レフカメラを取り付けていただくことができます。

写真5-8

    写真5                 写真6                      写真7                    写真8

 Cマウント変換アダプタは、写真6のように鏡筒(Cマウント)に取り付けます。そして、写真7のようにCマウント変換アダプタにデジタル一眼レフカメラ用アダプタレンズの先端を差し込みます。これにより、写真8のように、鏡筒がCマウントの顕微鏡に一眼レフカメラを取り付けていただくことができます。

写真9-10
                    写真9                                         写真10

 このように構成することで、接眼部から見た対象物(写真9)は、写真10のようにきれいに撮影できます。なお、写真10は、等倍のCマウント鏡筒に一眼レフカメラを取り付けた場合です。なお、一眼レフカメラによってセンササイズが異なるため、視野が若干異なります。

 

 上記の問題でお困りの場合、一度、弊社までお問い合わせください。

夏季休業日のお知らせ

2013 年 8 月 9 日 金曜日


誠に勝手ながら、弊社では下記期間を夏季休業とさせていただきます。


<休業期間> 平成25年8月14日(水)~18日(日)


大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます

パソコンに接続したカメラで撮影した動画を低容量で保存できるソフト

2013 年 8 月 8 日 木曜日

弊社では、「USBマイクロスコープで撮影した動画をパソコンで録画したい」、「録画データの容量をできるだけ小さくしたい」、というご要望を、お客様からいただいております。

動画を録画するソフトは多数ありますが、その大半は録画データをAVI 形式の動画ファイルとして保存するようです。

AVI形式はデータ圧縮率が低いので、撮影した動画は大容量になります。一方、データ圧縮率が高い形式、例えば、MP4形式で撮影した動画は、ファイル容量がAVI 形式の約1/10になることもあります。

AVI 形式の動画ファイルは、データ変換ソフトでデータを圧縮しなければ容量を小さくすることができませんので、ソフトの用意や変換作業が非常に手間です。

そこで、カメラで撮影した動画をMP4形式で保存できるDebut(デビュー)動画キャプチャソフト」をご紹介いたします。

 無題

このソフトは、無料版と有料版があります。

無料版をダウンロードする場合には、上記ページの「今すぐダウンロード」ボタンをクリックしてください。

 なお、営利目的で使用する場合には購入が必要ですが、815日までは50off2,499円でした。時期により30%~50%offで販売されているようです。

キャプチャ00

 このソフトをパソコンにインストールしてから起動すると、左に示すような画面が表示されます。写真には、弊社のカタログをUSBカメラで撮影した例を示しています。

 オプションボタンをクリックして、オプション画面を表示させます。

キャプチャ11

 オプション画面において、 ウェブカム/キャプチャデバイス をクリックしてから、動画を撮影するデバイスを選択します。

写真には、弊社のUSBカメラGR200BCM2を接続した例を示しています。

キャプチャ22

(補足)オプションウィンドウのデバイス設定ボタン(上の写真の赤丸の右側)をクリックすると、カメラの設定(ホワイトバランス、色味、明るさ等)を調整できます。但し、ライブ画像を見ながら調整をすることができません。また、調整中にカメラによっては「実行の異常な問題(異常な例外によりクラッシュしました。)」といったエラーが出る場合があります。

 このような場合、弊社のビュアーソフト「Measure」をご使用いただくことでカメラの設定を調整していただくことができます。「measure」をご使用いただくと、ライブ画像を見ながらカメラの設定調整ができます。また、「measure」で調整した値は、「Debut」に反映されます。

 なお、「Debut」と「measure」を同時に起動すると画像調整ができません。そのため、「measure」で画像調整する際には、「Debut」は一旦終了させてください。また、「measure」で画像調整が終わったら、「measure」を終了させてから「Debut」を起動してください。

 録画を行うときには、 「この形式で画面を録画」をクリックして、動画の形式を選択します。写真には、MP4形式を選択した例を示しています。

キャプチャ33

このソフトは、MP4形式以外に、aviwmvflvmpg3gpmov などの多様なフォーマットに対応しています。

録画を開始するときには、赤い〇をクリックします。録画を終了するときは、☐をクリックします。

 弊社のUSBカメラで撮影した結果は、MP4形式の動画ファイルの容量は、15秒間で約1MB30秒間で約2MBでした。動画ファイルの容量はかなり小さいと思います。また、動画の画質も割ときれいだと思います。

以上のように、録画後に変換作業を行うことなく、低容量の動画を録画することができます。

 全てのパソコンで使用できるかどうかはわかりませんが、操作も割と簡単ですので、お試しいただく価値はあると思います。

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